2016-2017年 住宅ローン 借り換えの顛末
目次
住宅ローン借り換えを決意
2016年。
私は所有マンションを売却して、
違うマンションを購入して引っ越そうと思っていました。
- 引っ越して住宅ローン控除をさらに10年 延長したい(+500万)
- 固定金利に借り換えたい(-100万)
- 引越代(-100万)
- 仲介料(-100万)※交渉次第
引っ越すことで総合的にコストが減ると考えていた訳ですが、
恥ずかしいぐらい甘い計算ですね!
結局 この高騰しきった市場でいい物件が手に入るはずもなく、
モタモタしている間に、
トランプ大統領が誕生し、金利はドンドンあがってしまいました。
日銀がいくら緩和しようともコントロールできない事態があったのです。
すでに手遅れ感は満載ながら、
結局 今ある自宅の住宅ローンを借り換えることとしたのでした。
現行銀行の引き止めプラン
引き止められた時に固定プランへの移行を希望すると
通常の借換金利 + 他行への借り換えより数十万低い手数料を要求されました。
得なのかな?と思いきや、
実は返戻保証料を考えると他行に借り換えるのと大して変わりません。
(危ない危ない。)
(もしかすると変動のままでいいヒトにとっては
手数料がかからず、利率を下げてもらえたのかなぁ。)
つまり固定金利にしたい私のケースでは、
メリットは、事務処理(書類集め、登記変更など)が省略できる、
という程度でしたので、あまり意味がありませんでした。
結局 最終的に決まった借り換え条件は?
変動 => 他行への10年固定へ借り換えです。
借り換えコストは多少かかりますが、トータルコストではプラスになります。
ふーーーー。(深いため息)
選ぶ銀行次第で、固定金利終了後11年目からも利率が低いのはビックリしました。
しかし、11年目からガッツリ上がる銀行が大多数です。
11年目から上がる銀行で借りた人は11年目から大丈夫なのかなぁ...
サブプライムローンと同じ香りがしますけども。
やはり少ない返戻保証料
期待してなかった現行住宅ローンの返戻保証料ですが、
経過8年 / 契約期間35年 = 78%期間が残っているのに、
やっぱり40%しか返ってきませんでした。。。
以下の埼玉りそなさんのサイトが分かりやすいかと思うのですが、
最長の35年契約だとすると、5年で6割、10年で3割返ってくるのが業界の常識みたいです。
最初が借りている金額が一番 大きいので理屈は分からなくもないのですが、
感覚的にはもうちょっと返して欲しいなぁ。
説明もほとんど無かったですし。
まとめ
住宅ローンを組むのは人生で何回もあるイベントではありません。
つまり客はみんな素人です。
そして金融機関はプロです。
情報格差がありすぎて、
素人が食い物にされているなぁ・・・と痛感しました。
数百万ぐらい簡単に差がでるので、面倒臭がらずきちんと調べましょう!