外資ITのキラキラと不都合な真実

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2017年 住宅ローン(借り換え)を考える

目次

※この記事は随時更新していきます。

1.2017年までの流れのおさらいと今後のスケジュール

過去10年、国債・住宅ローン金利は下がりっぱなしでした。


m.jp.investing.com

 

(1)ずっと変動で借りていた人

(2)変動で借りてたけど、途中で固定に借り換えた人

(3)ずっと固定で借りていた人

住宅ローンを借りていた人をこのように3分類すると(1)ずっと変動で借りていた人が結果的に正しかったことになります。

 

直近では

2016年 マイナス金利導入

             イギリスEU離脱

金利が急降下した後、

まさかのトランプ大統領誕生で金利が上昇しました。

日本市場は変化は無かったのに外国の変化で金利が変わる(日銀がコントロールできないことがある)ことを認識できた瞬間とも言えます。

      

では、今後はどうなっていきそうでしょうか。

2018年 安倍首相・黒田日銀総裁の任期切れ

            ※ただし、安倍首相はおそらく総裁選挙で再任を狙ってくると思います。

2019年 消費税増税

2020年 東京オリンピック

と続きます。

 

2.今後の予想

まず、はっきり言って予想なんて当たりません。

当たっているなら去年 借り換えしてました(笑)

 

ただ、嫌な予感はしています。

・さらなる震災のリスク

・周辺国の情勢悪化による防衛費増加

・年金/医療費の増加

さすがにそろそろ固定に借り換えた方がいいんじゃない?と感じています。

 

日本の成長率は高くないんだから金利が上がる可能性は低いままなんですが、社会人の肌感覚というやつです。

根拠が薄くていい加減ですが、肌感覚でなくなった場合、みんなが気づいてすでに金利は高騰か低下しています。

 

3.住宅ローンの選択

あとはどういう住宅ローンを選択するか、ですね。

大枠で以下の3タイプがあります。

(1)借り換えコスト/保証料が高いタイプ 

(2)借り換えコスト/事務手数料が高いタイプ 

(3)借り換えコストが低いタイプ

 

2017年現在、借り換えトータルコストが低くオススメできる銀行は、

(1)タイプ:三井住友信託銀行

(2)タイプ:りそな銀行/住信SBI銀行

(3)タイプ:新生銀行

になります。

 

※代表的な金融機関は全て目を通しましたが、地銀・職場や不動産屋さんの提携プランはもっといい可能性もあります。チェックしてみてください。

 

4.補足 : 各銀行の簡単な特徴

  • りそな銀行

    事務手数料が高い(融資額の約2%)

    10年固定に特に力が入っており、10年固定完了後の利息がダントツに低い

  • 住信SBI銀行

    事務手数料が高い(融資額の約2%)

    8疾病保証が無料で付帯する

  • 新生銀行

    事務手数料が数万円とべらぼうに安い(その分 金利はやや高め)

         繰り上げ返済の後、支払い猶予を頼めるなどユニークな制度がある

 

まとめ - 例え失敗しても後悔しない決断をしましょう

年単位で払うだけあって、その決断が大きな金額差につながる住宅ローンは非常に悩む決断ですよね。

 

ただし、すべてのリスクをカバー出来る住宅ローンはありません。

最終的にはどのリスクはカバーして、どのリスクを無視するか、ということだと思います。

 

最後までデータを集めて悩み抜いた上で、最後は肌感覚で判断するのが住宅ローンというものかなと感じています。

 

あと、5月はチャンスだと思うのですが、連休が多いので審査が進まないと思います。4月中に全部の書類を全部 送っておくぐらいしないと借り換えは難しいかもしれません。

複数の金融機関に審査を通しておくことをオススメします。