外資ITのキラキラと不都合な真実

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スポーツは他人の意見を全部聞く人はうまくなれないという事実

目次

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ある日 テニスでアドバイスを頂いたが?

"ある時、素振りしている時と違う(外観)、もっといつも通り振れば良い(推測)"

というアドバイスを頂いた。

 

 

前半はそうなのだろうと思ったが、後半は意味不明であった。

打点に正確に入らなければ(前提条件を満たさなければ)実行不可能なアドバイスだからだ。

 

もしスポーツで技術を向上させたいのであれば、

アドバイスはこのようにかなり大雑把であることを理解する必要がある。

 

かなり真剣に観察し、分析しないと本当の原因にたどり着いていることは少ない。

 

上級者であるほど、前提条件となる運動が自動化されていることが多く、

そのアドバイスはその前提条件を満たした限られた条件でしか有効でないことが多い。

外観(結果)は様々な要因で決まる

素振りしている時は打点に入る必要もない、バランスを崩すこともない、

試合で素振り通り振れないのは当たり前なのである。

# もし打点に入る時間が有り余っているのに、素振り通りに振れないのは問題なのだが

 

 

スポーツは他人の意見を全部聞く人はうまくなれない

さて最初のアドバイスを聞いていたらどうでしょう?

意識しなければいけないことが増えて、よりシンプルな動きが出来なくなったことでしょう。 

まとめ

アドバイサーの真剣度、教える経験値・知識などが高くない場合は、

スポーツにおけるアドバイスは有害である可能性の方がむしろ高いのです。

 

そういう時は、人間関係を壊さない程度に相槌を打っておき、

自分でしっかりと、外観(結果)を分析し、原因を訂正し続けていくことがきっとスポーツの技術を向上させてくれることでしょう。