外資ITのキラキラと不都合な真実

仕事とテニスと家計と育児に忙しい格闘の日々を綴る...そんなブログです

育児休業給付金申請が大変すぎる話

目次

f:id:Otoku:20170513180121j:plain

育児休業給付金って?

出産後、申請したにも関わらず、保育園が一杯で預けられない場合には夫婦どちらかが休業することになります。

雇用保険でその間の給料の66%(6カ月)、50%(18カ月)を給付してもらえる制度になります。

前提条件に

・保育園に入れないことの証明

・休業開始前の2年間に11日以上働いている月が12ヵ月以上あること

等がありますが、おおむね正社員であればクリアできていることでしょう。

(参考)厚生生労働省のしおり

制度への疑問点

まず貰える金額の計算方法です。

休業開始前の直近6カ月の給料から計算します。

この時期は、つわりや通院で早引き、残業なしで給料が低めになりがちです。

なんでこの時期なのよ?

年棒制の会社だと高く設定されて裏山Pです。 

とにかく申請ルールが複雑

・いつまでに

・誰が

・どんな書類を揃えて

・提出すれば

・いくら貰えるか

これを理解するために、かなり前述のしおりを読み込まないと分かりません。。。

 

また月単位でやればいいのに、出産日-誕生日起算で全部やるもんだから・・・

記入する内容が非常に複雑です。

 

出産日、誕生日起算で就業時間・日数を書く欄もあったりして・・・事業主側も既存の就労データを入力するだけでは出来ず、結構な手間を強いられます。

 

事業主は非協力的でも罰則がない

さらに申請書の提出主は基本 事業主ですが・・・

個人経営の小さい会社の場合、事業主は余裕のないことが多いです。

※総務やら人事がしっかりしている大会社なら全く問題ないと思いますが・・・

 

相当先にならないと戻ってこない人のために、わざわざハローワークの事務所に行き、複雑なルールを理解、書類を準備して申請してくれる人は"いい人"な気がします。

 

書類は勝手に書いてくれ、ハンコはこっちで押すからという所が多いのではないでしょうか。。。

会社がしっかりしていない場合、母親がとにかく大変・・・

会社が提出してくれない場合、母親がこの申請をやることが多いと思いますが・・・

・出産後の体のダメージがある

・疲れ果てている(小さい子供を抱えて、保育園を探し回ったけど入所できなかった後) 

・どこへ行くにも赤ちゃんと一緒に移動しなくてはいけない

・↑で複雑なルールを理解し、書類を沢山書かないといけない

と結構なMプレイとなっております。

 まとめ

働かずに貰えるだけありがたいやんけ・・・って言われるのは分かるのですが、

偉い人!

もうちょっと申請しやすい制度にしてくださーい! 

大会社みたいに会社が申請してくれる場合は多くないと思いますよ。