外資IT業界に居て思う今日この頃... - 外資ITのキラキラと不都合な真実

どうしちゃったんでしょうね。

30年ぐらいまでには、3Kの職場としてむっさい男の職場というイメージでしたけど、いまや第一位。

稼げなきゃ生きていけねーってそういうことでしょうか。

IT系っていっても営業やらコンサル、サポート、開発とかの職種があり、ハードウェア・ソフトウェア・SIerなどの立場によってそれぞれ全然違うわけで...

一番 ITっぽいサポートとか開発の観点で話をしますと、この仕事って結構人を選ぶ仕事だなぁと思うので、一位でいいのかなぁ?なんて思っております。

この仕事で活躍できる人って、

のですよ。

無意識の努力といいますか、一種の中毒・障害じゃないかっていうぐらいのめり込む。

そういう人とやりあっていく覚悟ありますか?というのはちょっと聞いてみたいですね。

大体の場合、技術力と英語が必要(それをやる努力が必要)。

そうした努力は色々な人が見ているもので、違う会社に転職した元同僚がポジションが空くと誘ってもらえることになると思います。

この輪廻というかサークルに入ってしまえば、かなり美味しい。

転職で20%ぐらいは給料が上がることが多いですし、出戻りする人も多いですね。

( 20% upを何度も繰り返している...裏山... )

そして条件が悪いと社員がぐるぐる回るような状況だから、それぞれの会社も社員の給料やインセンティブを定期的に上げるようになっています。

何この天国のような回転は!

外資なんてすぐクビとか言うんでしょ? こわ～いと私も思っていた派だったのですが、業界に長くいると、自分の実績と正確を知っている知り合いが各社に散らばっており、"よっぽど景気が悪くならない限り、あの人に頼み込めばあの会社にいれてくれるかなー" みたいな感じなので、リスクはそれほど高くように感じます。

じゃあ、国内ITベンダーで出世したもいいんじゃない? という話もあるのですが、あんまり自分的にはオススメしません。(言い切った!!)

上記の言うリスク管理がなかなか国内ITベンダーは出来ないのですね。

転職する人もそれほど多くなく、上記のネットワークが出来ないので、なかなか転職しづらいなぁ、と思います。

嫌になったり違うことがやりたくなっても、あまり環境を変えられないのが自分的には大きなデメリットに映ります。

そして、それは会社からも足元を見られることになり、収入にも跳ね返ってきます。。。

自分は飲食や小売店のバイトを2日でクビになるぐらい、他の業種に合わなかった人間です。。。けど、IT業界だけは天職やぁ...というぐらいピッタリ合いました。20時間机に向かってPCをカツカツ動かしても"かっけぇーオレ!"みたいなテンションで仕事出来た。

それぐらいIT業界って偏った特性な気がしているので、、、学生さんが一杯目指してくれるのは嬉しいけど、どうなんだろうと思った今日この頃でした。まる。